古本せどらーが自然と身に付けている「装丁読み」を東大生もやっている



天宮です。


現役東大生が書いた読書術に関する本を
読んでみて、あーなるほどと感心しました。


本の表紙のタイトル・説明から
内容を推測する「装丁読み」については

本を目利きで仕入れているせどらーさんは
自然と身に付いている能力の一つかもね。



東大生は「読解力」ではなく
「ヒントを探す力」があるという一文から

自然とそういうトコロに行きつくのが
賢い人の思考なんだと感じました。



目次から要点を羅列してみると、


  • 読み始める前の準備で読解力は劇的に上がる
  • 装丁読みで少ない情報から中身を推測する
  • 仮説作りで本の全体像と自分の現在置を明確にする
  • 記者になったつもりで読むと記憶も理解も深まる
  • 質問読みで情報を知識に変える
  • 追求読みで自分で考える力を鍛える
  • 整理読みとは何か?
  • 要約読みで一言でシンプルに表現できるようになる
  • 推測読みで次の展開を予測できるようになる
  • 本は2冊同時に読むことで効果が何倍にもなる
  • パラレル読みで別の切り口から考える力を身に付ける
  • クロス読みで思考力と幅広い視点を身に付ける
  • 3種類の議論読みでいつでも思い出せるようになる
  • 東大流「読むべき本」の探し方


とくに考えさせられるのは、

本を読むという行為は自分にない知識を
得るために受け身になりがちだが、

先生と生徒ではなく、
記者として質問・疑問を意識しつつ、
要約し記事を書くつもりで本を読む。



こういう視点について私は、
多読するためにスピードを重視するクセが
ついているから見落としがちになってます。


違う本を2冊同時に読書するというのは
自分も時々やってるけど、

どういう本を並行して読むのかと、
その効果については意識してなかったので
新たな発見でした。



長年のクセがついている読書の仕方を
いっきに変えるのは大変そうな気がするけどね(苦笑)


若いうちにこういう本を読んでたら
読書の効果が相当上がると思いますよ。


小学生にはムズカシイかも知れないが
中学生以上なら読んでみることをオススメ。







読書と言っても、紙書籍を読むだけでなく
メルマガ・ブログを読むのにも共通します


せどり教材のセールスレターにのせられて
アレコレ買ってしまう人は、
「読む力」を身に付けた方がイイですよ。