天宮です。
自分の子どもだけは失敗せず最短ルートで
効率的に歩んでほしいというのが親心なのか…
文科省科学技術・学術政策局長さんが
やらかしましたね。
最近は、
子どもに危険の対処法を教えるよりも
危険なものを遠ざけようとする親に、
とりあえず学校でのトラブルは避けたいと
危険を排除する学校…
田舎の学校でさえ工作用のナイフすら
使わせないとか言ってますよ(苦笑)
無心になって鉛筆をナイフで削ることは
集中力と精神鍛錬につながるのにな。
もちろん、子どものことを考えて
良かれと思っての行為だろうけど
危険を排除しようとした結果がどうなのか
警視庁サイトの資料によると
全被害件数に占める子供の被害件数の割合は、
近年上昇傾向にある。
警視庁資料:子供の犯罪被害対策
平成24年までの統計でこれですから、
子どもたちまでSNSが普及した現在は
さらに悪い状況にあると想像できます。
頭がカタい親世代よりも子どもたちの方が
ネットを使いこなしますから、
有害サイトに接続しないように制限しても
簡単に解除するでしょうね。
小さな頃から危険から遠ざけられて育つと
危険を察知する能力、危機回避能力の
成長に影響があるのかも知れません。
自分が子どもの頃を思い返してみると
大きなケガもなく過ごしてこれたのが
奇跡のような遊び方をしてきました。
同じ事を今の子どもたちがやろうとしたら
止めたくなる気持ちも分かるけど、
ダメと言われると
コッソリやりたくなるのが心情です。
危ないと思っても、見守りつつ
チャレンジさせてみるのも教育なのかと。
挑戦し失敗することの意味と
小さな成功体験の重要さについて
コチラの本に書いてありました。
ちゃんと失敗する子の育て方
小学生ぐらいのお子さんをお持ちの方は
読んでみると何か発見があるはずです。