早々と100億円の還元に到達したPayPayキャンペーンは成功だったのか





天宮です。



わずか10日あまりで100億円に到達した
PayPayキャンペーン。


運営側の狙い通りの結果なのか、
はたまた予想外の結末なのか気になるところ。



PayPay加盟店への手数料徴収が
3年ほど(2021/9/30まで)無料だから
そこまでの間にいかにして加盟店を増やすか。


今回のキャンペーンでユーザーの
PayPay残高は100億円を超えることになり

その残高はPayPayが使えるお店で
使うわけですから、
加盟店の増加への後押しになるでしょう。



ただ、今回のキャンペーンでは
ユーザー1人あたりの還元が高くて
予算に対する利用者の増加という意味で
どうなんだろって気もします。


例えば、10万円の予算を使うとして
10人にそれぞれ1万円還元するのと
100人に1000円還元するのでは

シェア拡大を狙うには
どちらが効果あるのかな~ってこと。

私には正解が分からないけどね。




個人的には、というか

ウチみたいな田舎に限って言うと
今回のキャンペーンでキャッシュレス化が
大きく前進するなんてことは無いです。


現金でしか支払いをしない層を
動かすのは簡単なことではありません。


すでにクレジットカード支払いや
電子マネーを利用している層が、
支払い方法の一つとして決済アプリを
使うケースが多いのではないでしょうか。


同じクレジット支払いにしても
アプリでワンクッション入れることで
ポイントをゲットできますからね。



国をあげてキャッシュレスを進めたいなら
現金資産が多い高齢者層を動かすだけの
魅力的なキャンペーンが必要かと思います。




しかし、大事なPayPayキャンペーン中に
ソフトバンクの通信障害には驚きましたね。


原因はエリクソンのソフトウェア証明書の
有効期限が切れていたからとなってたけど、

タイミングがタイミングなだけに
いろいろ勘ぐってしまいますよ。