限界点の見極めと絞り込まれる肉体





天宮です。


お盆も無事に終わり、やっと一息


ここ2週間ほどは過酷な作業に追われてました。


今年は初盆ということもあり
いつもより早めに入念な墓掃除に取り掛かる。


自分とこの墓掃除だけなら
そこまで時間は掛からないが、

高齢の方々が墓参りに来て下さるだろうから
コケだらけとなっている墓地周辺の道を含め

高圧洗浄機や発電機を持ち込んで
大がかりな清掃を行うことに。


けっきょく数日掛かりで綺麗にするのだが
作業終盤でヤヴァイ奴と遭遇してしまうとは
この時は知る由もなく……



一通り墓地周辺をキレイにすると
手すりが錆びているのが気になるようになり

せっかくだからとペンキを持って来て
ペタペタと塗装作業に熱中する私。


すると墓地横の竹藪からカサカサッという音が聞こえだす


なんだろ?と思い振り返ると


そこには体長1メートルを超えるであろうイノシシが
コチラをガン見して立ち尽くしてる!


やべぇ、一瞬目が合ったぞ……


瞬間的にイロイロな考えが頭をよぎる


自分が手にしているのはペンキと刷毛のみ
うーん、戦闘力が低すぎる

これで戦うのは自殺行為だな。


なんで、よりによって武器になりそうなものが
何にも無い時に出てくるんだお前は。


デカイ声出して威嚇したら逃げていくかね~

いやいや、すでに目の前にいるから
今さら音を出すのは逆効果な気がするな。


コチラが逃げ出すと
追いかけてきそうな気もするし。


あーどうしたもんかね。


と思いつつ、

取りあえずコチラも仁王立ちのまま
目が合わないようにして相手の動きを伺うことに。



しばらくするとイノシシはまた藪の中へ。


あー助かったとホッとしたものの


墓参りに来る爺さん婆さんが
イノシシと遭遇したらマズイよな、

ということになり

墓地周辺の竹藪を刈って見晴らしをよくして
イノシシが通るけもの道を無くしてしまう
というハードな作業をする羽目になるのです。


気温35℃を超える中で一日5~6時間ほど
行う作業は熱中症の危険と隣り合わせ。


作業中に麦茶を5リットルほど飲むけど
尿意をもよおすこともなくホボ汗として出るのかな

長靴はいて作業してると靴の中に汗が溜まって
チャプチャプいってるし(笑)


数時間動き続けると鼻呼吸がし難くなり
クチ呼吸になり息が上がる、

その後、アタマの血流が遅くなるような感覚がしたら
限界だろうと判断し作業終了。


周りの人から、この暑さのなか作業して
よく熱中症にならないねと言われるが、

熱中症になったことがなく、自分の本当の限界点
というのはイマイチよく分かってません。

ノドが渇いたら麦茶を飲む

水分を大量に摂ると塩気が欲しくなるから
岩塩を舐める

対策はこれだけです。



連日の作業のおかげでなんとかお盆までに
竹藪をキレイに撤去することができました。

これでイノシシ対策も万全?のはず。



私が作業しているのを
自宅から墓地が見える方々が見ていたらしく

近所の人たちの間で話が広まり
お盆にウチに尋ねてくる人々が
その話をしておりました。



作業を見て手伝いに来た人?


えぇ一人もおりませんよ(苦笑)


年寄りは手伝いたくても動けませんしね、
まったくウチの若いもんはと婆さんたちが嘆いておりました(笑)



連日の作業のおかげで肉体は絞り込まれ
久しぶりに体脂肪率が7%台になりました。

最近まったくトレーニングしてなくて
10%付近を推移してたから

ちょうど良いトレーニングになったかな(笑)



あとで調べてみたら、イノシシに遭遇したとき
こうもり傘を開いたり閉じたりパタパタすると
驚いて逃げて行くみたいです。

実験した動画もアップしてあったから
そうれなりに効果があるのかと思います。

イノシシが出そうなところに行くときは
傘を持っていくと良いかもね。