専業せどらーは、わずか10%にも満たない存在なのか



天宮です。


先日読んだ、

「凡人のための地域再生入門」

コチラの本がオモシロい。


過疎化した地方の再生について
取り組む「官・民」の違いや

我々が納めた税金が
どれだけムダな使われ方をしてるのか

しっかり納税している人ほど
一度、目を通した方が良い本です。



本の中で、今の日本では9割の世帯が
会社員か公務員と書かれていました。


農林水産業が多い田舎では
そこまでとは感じないけど、

全国的に計算するとそうなるのかね?


そうなると自営業のせどらーも
わずか10%の希少な存在の一人なのか。




ストーリー仕立てとなっているこの本は
スラスラと読めてしまう。


いっけん、物販ネットビジネスとは
無関係のようにも思えるが、

そのなかには、あー確かにと
共感してしまう一節も多々あり、


例えば、
自分の財布からお金を出さなければ「やってもやらなくても自分に損害はほとんどない」と考える人がたくさんいる。タダだからと軽い気持ちで受講し、ためにならないと思ったら途中でやめてしまう。ときにやる気がある人がきたとしても、まわりはほとんどやる気のない暇な人ばかり。そして本気の人から離脱する。何も、法外な金額を払わせようというのではない。フェアな対価をみなが出し合って勉強会を行えば予算など必要ないし、その対価を支払った分、事業化して元をとろうとするからこそ、物事はカタチになるのだ。



資料などの情報をタダでくれと問い合わせてきたり、とりあえず情報交換をしましょうと情報だけでなく時間まで求めてくる人は多数いる。しかし、情報を獲得するためには自分で調べたり、実践したりするコストが膨大にかかる。それらの情報を、タダで得ようという考え方は根本的に間違えている。何より他人からタダで聞ける内容にはたいしたものはなく、そんなものを頼りに事業や政策を考えていたら失敗する。自分たちで実践したり、他人に相応のコストを支払って得る情報だからこそ力になるのだ。





納得ですね。


ネットビジネスだろうとリアルだろうと
根本は同じってことでしょう。




しっかし、著者の木下斉という方は

高校1年生から早稲田商店会の
まちづくり活動に関わり、3年次には
全国商店街の共同出資会社である
株式会社商店街ネットワークを設立し社長に就任。


スゴイ高校生もいるもんだ。



地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門