勝手に限界を作っていないか?結果にコミットするのは自分自身であれ





天宮です。




先週からネットをホボ遮断した環境で
ひと仕事(無給ボランティア)してました。



以前から、耕作放棄地となっている荒地を
なんとかしたいという相談を受けていて


なにか良い方法は無いのだろうかと
いろいろな本を読み調べてみるも、


どれも簡単な方法ではなく、


それこそ機械を入れてやるとなると
相当なお金が掛かる……。




いままで農業に興味があったわけでもなく
そちら方面の本を読んだことすらなかったけど、


農業に関する本を読んでいくうちに
自分の糧となる食べ物の生産について
もう少し関心をもつべきだなと思えてきました。



とくに感心させられた1冊が、
福岡正信氏の「自然農法 わら一本の革命

すでに亡くなられていますが、
その世界では超有名な方らしく
世界各国で翻訳され出版されているようです。


そこまでスゴイ人なのに
いままでまったく知らなかったというのが、

いかに人間は自分の興味がある
狭い世界だけで生きているかということですね。


わら一本の革命については、
農業に関心が無くても人生哲学として
十分読み応えがある内容でオススメです。




草取りなんてしなくて良い、

というか雑草により土壌を良くする
という自然農法に

メンドクサイのが大嫌いな
無精者の心はひきつけられましたよ。


ただし、さすがに自分の背丈ほどある
セイタカアワダチソウにおおわれた荒地を
そのまま使うことは出来そうにないから

草刈り、耕耘、畝たて、緑肥作物の種まき
までを私が引き受けて作業することに。



簡単に終わらなそう……

なんて予想は見事に的中、


だって面積が1500㎡超えてますから……


人力でやるのはキビシクないかと
思いつつ鍬を振る日々。



全身筋肉痛のまま迎えた2日目が
精神的にも心が折れそうになる。


自分のためだったら
サッサとあきらめたかも知れないが、

世話になった人のためである、
途中で投げ出すわけにはいかない。


ここ数年パソコンの前で気楽に仕事をして
なまり切った体と精神を叩き直すのにはちょうど良い。


必ずやり遂げるとライザップばりのコミット!


あ、ライザップでリバウンドしちゃうのは
本人の強いコミットがないからでしょう。

ライザップは契約期間に結果を出すという
コミットを実現するが、
その後の維持については本人次第。




農作業で普段使いもしない筋肉を酷使し
果てしなく終わりの見えない作業進捗、

ここまで肉体的・精神的に追い込んだのは
いつぶりだろうか。



真夏の震災ボランティアもきつかったが、

あちらは限られた時間のなかで
15分土砂かき出しをしたら10分休憩という
安全面を考慮した作業であり、

自分たちがその現場を終わらせるという
訳でもない(続きは他の人がやってくれる)


それでも、脱水・マスクで呼吸困難と
かなりハードな思いをしたけどね。



今回は、はるかにその上を行くハードさ。


涼しい季節になってるのにTシャツで汗だく



ちょうど少し前に「塩」に関する書籍を
何冊が読んでいて、

ミネラルが豊富なヒマラヤの
クリスタル岩塩を取り寄せてたのが役に立ちました。


食塩とクリスタル岩塩を舐め比べてみると
味の違いにビックリしますからお試しあれ。




ハードな作業のおかげで体脂肪も減って
久しぶりに7%台に突入、

ツラい、限界かも、と思ってからの
作業こそ肉体的・精神的に成長できる。



限界と感じるのは自分の思い込みであり

本当の限界は遥か遠くにあります。



それは、せどりであろうと情報発信だろうと同じこと。

勝手に限界作るなよ、と自分に言い聞かせたい。




ハードな作業は無事に種まきまで終了し
あとは経過観測しつつ今後のプランを考えます。



パッと切り替えて通常業務に戻りたいが、

手足にできたマメが痛いのと
ずーっと手が痺れていてキーボード叩くのも本調子じゃない。


未読で溜まってるメールの確認や
連絡事項その他でしばらくは身動きが取れそうにありません。